『国籍の境界を考える』

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国籍の境界を考える
――日本人、日系人、在日外国人を隔てる法と社会の壁

丹野清人(首都大学東京准教授)
 ISBN:978-4-905497-12-7、四六判上製、290頁、2,600円+税


グローバル化によってゆらぎ始める
親子、家族、婚姻、国籍、労働、人権……。
私たちは何を問わなければならないのか。

国籍や外国人労働の問題を丹念に追ってきた著者が、社会学の立場から、国籍法違憲判決を分析し、労働や雇用問題についても詳説。

【著者】丹野 清人(たんの・きよと)

首都大学東京人文科学研究科社会行動学専攻 准教授
1966年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科社会問題社会政策専攻博士課程単位修得退学。
日本学術振興会特別研究員(PD)を経て東京都立大学人文学部社会学科講師採用。
東京都立大学の首都大学東京への改組転換により現職。
著書に、『越境する雇用システムと外国人労働者』(東京大学出版会、2007年)、『顔の見えない定住化』(共著、名古屋大学出版会、2005)、
『民主主義・平和・地球政治』(共編著、日本経済評論社、2010年)、『国民国家の境界』(共編著、日本経済評論社、2010年)など。

【目次】

第1章 戸籍から考える家族の境界――戸籍と履歴書の社会学
第2章 「国家を背負う移民」と「国家を背負わぬ移民」――グローバリゼーションと国籍のゆらぎから考える
第3章 動揺する国民国家を受け止める
第4章 日系人から考える日本国籍の境界――最初の日本人に連なることの意味を考える
第5章 国籍法の法社会学――国籍法違憲判決に見る日本人の境界
第6章 定住告示の法社会学
第7章 外国人労働者問題の根源はどこにあるのか
第8章 グローバル化時代の働き方を考える――ジェットコースター賃金と「生きづらさ」の構造
第9章 国際移民の進化制度論的展開

【書評・紹介】
●日本図書館協会選定図書(第2860回 2013年5月22日選定)
●図書新聞 (2013.9.14)