商業と異文化の接触


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――中世後期から近代におけるヨーロッパ国際商業の生成と展開

川分圭子、玉木 俊明編著
ISBN:978-4-905497-55-4、913頁、本体価格13,500円
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気鋭の研究者による30本の論稿を所収!国際商業史研究の新地平!

【目次】
序章 玉木俊明

第Ⅰ部 北海・バルト海

第1章 中世ハンザ商人のネットワーク――一四世紀前半のリューベック商人を事例に(柏倉知秀) 

第2章 近世ハンブルク植民地物産中継貿易における商人の営――制約下における商業の展開(菊池雄太)

第3章 近世デンマークの海洋帝国と国富――オト・トットの政策論より(井上光子)

第4章 近世ストックホルムの貿易 一七二一~一八一五年――「二層貿易」の展開と崩壊(坂野健自/玉木俊明)

第5章 ハンザ都市ブレーメンの近代――「海のドイツ」の窓口として(谷澤毅)


第Ⅱ部 イギリスと海

第6章 「ブリテン」の視点からみる近世スコットランドのバルト海貿易(一六世紀後半~一七世紀前半)(小山内孝)

第7章 一七世紀前半コケイン計画期ロンドン商人の事業展開――すず商業とレヴァント貿易への参入事例から(水井万里子)

第8章 よい子のヘンリとその兄弟たち――一八世紀ロンドン銀行家一族の子弟教育 (西川杉子)

第9章 近世ブリテン諸島における海戦と海上貿易網の防衛――一七世紀末アイリッシュ海北部の事例から(雪村加世子)

第10章 一八世紀ブリストル商人の経営戦略――ハーフォード家の事業展開(一柳峻夫)

第Ⅲ部 大西洋世界

第11章 一七世紀メキシコの貿易商の経済活動と人的紐帯――ポルトガル系セファルディム商人の帳簿分析から(伏見岳志)

第12章 「自由な貿易」か征服か――一八世紀初頭におけるイギリスの対スペイン領アメリカ貿易構想と植民計画(薩摩真介)

第13章 一九世紀自由貿易期における英領西インド砂糖生産と本国貿易商(川分圭子)


第Ⅳ部 フランスと海

第14章 一七世紀におけるパリ外国宣教会とフランス東インド会社(坂野正則)

第15章 近世フランスのイワシ漁と沿岸貿易(君塚弘恭)

第16章 一八世紀前半フランス・ナントによるヨーロッパ沿岸貿易――リスボン貿易を中心に(大峰真理)

第17章 近代フランス・ボルドーの商人と地域権力――一八五五年パリ万国博覧会とワイン(野村啓介)


第Ⅴ部 地中海世界

第18章 近世のイタリア経済と国際商業(齊藤寛海)

第19章 コンスタンティノープル陥落直後における居留民の行動と心性――中世ジェノヴァ人公証人登記簿の分析より(亀長洋子)

第20章 オスマン貿易商ジョヴァンニ・マリンギとフィレンツェの商人企業家――ネーリ・ヴェントゥーリ宛て商業書簡から(鴨野洋一郎)

第21章 中世末期セビーリャの教区における、地元の商人と外国商人との人的結合関係(諸沢由佳) 

第22章 スペイン・ハプスブルク朝治下のカスティーリャ王国のマグリブ交易(宮崎和夫)


第Ⅵ部 オスマン帝国と海

第23章 一五八六年のアマスラ近海の海難事故と黒海における商業活動 (澤井一彰) 

第24章 一六世紀後半・一七世紀前半オスマン帝国―ヴェネツィア間条約規範の構造(堀井優)

第25章 一八世紀オスマン帝国における紅海交易の一断面――問答集『ジッダ港の統治の秩序のために準備された諸留意点』の紹介(高松洋一)

第Ⅶ部 アジア世界

第26章 一九世紀前半における露清貿易に携わったロシア商人の動態(塩谷昌史)

第27章 ケンペルとシャム――一七 世紀末のタイ・アユッタヤー朝の一断面(島田竜登) 

第28章 ケンペルが見た一七世紀イランのワイン(野澤丈二)

第29章 一九世紀後半中国におけるイギリス帝国海運制度――華洋折衷の船、元船乗りの囚人、中国人船員と「主権」(西山喬貴)

第30章 ジョン・バウリングと通商条約の東西――一九世紀半ばにおける自由貿易条約網展開の一断面(松井真子)

あとがき 川分圭子