議会学

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議会学

向大野新治(衆議院事務総長)
ISBN:978-4-905497-63-9、280頁、本体価格:2,600円
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国会のあるべき姿とは――。その仕組み・由来から諸外国との比較まで、現役の衆院事務総長が詳述する。


【目次】
第1章 統治上の意思決定をするのは誰か
 1 王政、貴族政、民主政の由来
 2 民主政において統治上の意思決定は可能なのか
 3 王政及び貴族政
第2章 政治とは何か
 1 政治の定義
 2 どのようにして統治の最善化を図るのか
 3 政治の歴史
 4 デモクラシーの概念
 5 議会の役割
 6 権力闘争の場としての議会
 7 「政(まつりごと)」とは
第3章 議会の歴史
 1 議会の定義
 2 世界最古の議会
 3 「議会」を意味する四つの英語
第4章 国会議事堂
 1 議事堂の設計
 2 本会議場の構造
 3 我が国議事堂の変遷
 4 永田町の由来
 5 国会議事堂の威容
 6 国会議事堂の中央塔
 7 議事堂建設にかかるコンセプト
第5章 議員
 1 女性議員の進出の歴史
 2 不逮捕特権の意味
 3 議員の辞職
 4 除名の歴史
 5 議員の服装
 6 「杖」とは何か
 7 議員の永年在職表彰
 8 選挙区の変更
 9 第一回衆議院議員総選挙の風景
 10 一九世紀のイギリスの政治改革
第6章 国会役員
 1 議長をなぜSPEAKERというのか
 2 議長等の選挙
 3 我が国における議長の中立性
 4 イギリス下院議長等の中立性
 5 議長・副議長への不信任決議、常任委員長の解任決議
第7章 会期及び国会開会頭初のイベント
 1 会期制度
 2 会期不継続の考え方
 3 国会の種類
 4 開会式
 5 国務大臣の演説・質疑
第8章 議案等の審議、国政調査
 1 議案審議のプロセス
 2 質疑中心の議事プロセス
 3 三読会
 4 定足数
 5 本会議趣旨説明・質疑と重要広範議案
 6 常任委員会と特別委員会
 7 基本的質疑と一般的質疑
 8 逐条審議について
 9 集中審議
 10 公聴会と証人喚問
 11 イギリス議会の討論
 12 対案と一事不再議の原則
 13 採決
 14 議長の決裁権
 15 議事妨害
 16 牛歩
 17 中間報告
 18 党首討論
 19 イギリスのクウェスチョン・タイム
第9章 内閣との関係
 1 内閣総理大臣の指名の議事
 2 内閣信任・不信任決議等
 3 衆議院の解散
第10章 会派
 1 院内会派と機関承認
 2 党議拘束
 3 法案等の事前審査制
 4 会派からの離脱
第11章 事務総長と事務局
 1 事務総長とは
 2 事務局の職責
 3 外国議会への援助

【著者】向大野 新治(むこおおの・しんじ)
衆議院事務総長。
1956年生まれ。1981年東京大学法学部卒業、衆議院事務局入局。
裁判官訴追委員会事務局長、委員部長、庶務部長、議事部長、管理部長、警務部長、憲政記念館長、事務次長等を歴任。
主な著書に、『衆議院 そのシステムとメカニズム』(東信堂、2002年)、『政治の考え方』(きんざい、2012年)、『立法の実務と理論』(共著、信山社、2005年)、『ゼミナール 現代日本政治』(共著、日本経済新聞社、2011年)など。

【書評・紹介】
●週刊エコノミスト(2018年8月7日号)「読書日記」欄
『ユニークな歴史研究で学ぶ日本型会議の成立経緯』執筆者:荻上チキ氏(評論家)
●読売新聞(2018年5月13日)
『……民主主義の理想を語るのではなく、徹頭徹尾、議会という実物の姿を克明にえがく。』(評者:坂井豊貴氏・慶応大学教授)