国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ

86-S.jpg国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ
――藤井宏昭外交回想録(2020年5月20日刊行)

藤井宏昭著
細谷雄一・白鳥潤一郎・山本みずき編
ISBN:978-4-905497-86‐8、368頁、本体価格:3,000円
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駐英大使、駐タイ大使、OECD代表部大使、官房長、北米局長などの要職を歴任し、多くの歴史的転換点に立ちあった外交官が振り返る戦後日本の歩み。
新日米安保条約調印式、日中国交正常化、石油危機、昭和天皇訪米、ロンヤス時代、昭和天皇大喪の礼、カンボジア和平、日英関係……。

【目次】
第一章 外務省入省まで

一 生い立ち
二 中学・高校時代
三 外務省入省

第二章 経済大国への道 

一 在米大使館
二 経済協力部政策課
三 経済局米国カナダ課
四 インド大使館
五 南北問題

第三章 大平正芳外相秘書官時代

一 外相秘書官就任
二 日中国交正常化と大平外交の展開
三 秘書官時代の思い出

第四章 深化する日米関係

一 北米第一課長
二 昭和天皇御訪米
三 ハーバード国際問題研究所
四 在米大使館参事官

第五章 変動するアジア情勢

一 人事課長
二 アジア局審議官
三 香港総領事

第六章 冷戦後の世界へ

一 北米局長
二 官房長
三 OECD代表部大使
四 駐タイ大使


第七章 日英関係の緊密化

一 駐英大使就任
二 日英の和解
三 和解の先へ
四 忘れ得ぬ人々と出来事

第八章 日本文化の発信

一 国際交流基金
二 森アーツセンター

第九章 日本外交を回顧して

終章 今後の日本外交へ

一 変化する世界の中で
二 外交力の強化へ向けて
三 日本外交が直面する課題
四 後続の人々へ


解説(白鳥潤一郎)

編者あとがき(細谷雄一)

【著者】
藤井 宏昭(ふじい・ひろあき)
1933年生まれ。東京大学教養学部中退、1956年外務省入省。
北米局長、官房長、駐OECD代表部大使、駐タイ大使、駐英大使等を歴任。1997年退官。国際交流基金理事長などを経て、現在、森アーツセンター理事長。

【編者】
細谷 雄一(ほそや・ゆういち)
1971年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了、博士(法学)。
慶應義塾大学法学部教授
著書に、『倫理的な戦争――トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009年)、『外交――多文明時代の対話と交渉』(有斐閣、2007年)など。

白鳥 潤一郎(しらとり・じゅんいちろう)
1983年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了、博士(法学)。
放送大学教養学部准教授
著書に『「経済大国」日本の外交――エネルギー資源外交の形成 1967~1974年』(千倉書房、2015年)、共編著に『朝海浩一郎日記 付・吉田茂書翰』(千倉書房、2019年)など。

山本 みずき(やまもと・みずき)
1995年生まれ、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了、修士(法学)。
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程在籍中

書評・紹介】
●『日本経済新聞』(2020年9月5日)短評
●『産経新聞』(2020年8月16日)、評者:井上正也氏・成蹊大学教授